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お知らせ

日本がん看護学会 地方分科会で発表させていただきました【MSW】

皆さんこんにちは🐇

10月11日に開催された、日本がん看護学会 地方分科会

「がん患者の在宅移行 “今こんなこと困っています”~地域でシェアしてつながろう、支え合おう~」

にて、当院MSWから話題提供をさせていただきました。

今回このようなお声かけをいただけたこと、誠に幸運に思っており、心から感謝しております。

学会のプログラムとしては、

「病院看護師、病院MSW、在宅クリニックMSW、訪問看護から困りごとの話題提供」を行い、

参加者の皆さんに発表を聴きながら付箋へそれぞれの「困りごと」について記載していただき

グループワークにてマンダラチャートにまとめ、どのようなアクションを行うことでスムーズな在宅移行を行うことができるか検討していく形式でした。

マンダラチャートをこのように活用するワークは初めて参加しましたが、

これがとっても魅力的でした~~!!

参加されるみなさんの熱意によって、「困りごと」が「こうすればよいんじゃない?」という提案へと見事に生まれ変わる・・・非常に建設的な話し合いの場となりました。

目標のマス数がはっきりしていて可視性に優れており、その点も非常に良かったです。

これまで参加したグループワークでは、付箋を集めてグルーピングして終わる、というパターンも多く、それもとても勉強になるのですが

マンダラチャートに埋め込むことで、「こうすればよいんじゃないか?」と具体的かつ前向きな意見にまとまっていくところが素晴らしいポイントです。

ところで、がん患者さんの在宅移行について、それぞれの立場でたくさんの困りごとがありますよね。

患者さんの願いをかなえるには?チーム連携を図るためには?居心地のよい在宅療養のためには?

私の参加したグループでは、「在宅退院後、および看取り後に、振り返りの場を設けたい。病院と在宅と両方で!」という声があがりました。

みなさんご多忙で、事業所内でも振り返りの時間を作るのが難しいくらいだとの意見が多かったのですが、「オンラインツールを活用しよう」「事業所内の振り返り内容を、ほかの事業所に提供してみるのもありだよね」「まずは『やりたい!』と発信することが大事じゃない?」なんて案があがりました。

当法人でも、看取り後の振り返りは「すべきである」との認識で、一時期は毎回実施できていたのですが・・・最近はあまり実施できていないです。

どれだけ忙しくても、やはり「関わったみんなで振り返る」「もっとより良い支援について模索する」ついでに「みんなお疲れさま」とチームで労わり、これからの士気につなげる・・・という機会は必要ですね。

また、東区では地域ケア連絡協議会にてオープンカンファレンスが定期開催されています。

病院から在宅への移行について、そして在宅移行した後の話を開けた場で話せることは貴重な会と感じます。

この度は貴重な機会をいただき、

運営のみなさま、演者のみなさま、ご参加されたみなさま

本当にありがとうございました。

今後も、より良い医療・福祉をめざして一緒にがんばりましょう!!

MSW小柄記

2025.10.15

浮き雲在宅クリニック

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