お知らせ

みなさんお世話になっております。

タイトルの通り、JR病院さんの緩和ケアチーム研修会に参加してきました。

テーマは「怒りを表出する患者との、コミュニケーション・意思決定支援」。

提供症例について、当院訪問診療もかかわらせていただいた患者さんでしたので

質疑応答時に工藤院長もコメントさせていただいております。

症例提供のなかで

旅する訪問看護ステーション加藤隆太さんがお話された内容のうち

「思いの表出が困難な事例」とされる患者さんに対して、視点を変えて

「本人の言い分を理解する視点に都度振り返る」と解釈されたり、

事業所内で人物像について何度も打ち合わせをして

患者さんを理解するための発想をすり合わせてきた経過を知ることができました。

当院院長からは

「理解力が乏しかったり、受容ができていない場合、

医療者が先を見越して先回りしても本人にとっては現実味がなく

『他人事』のように感じられてしまうため、時には『自分事』と認識できるまで待つことが必要なケースもある。」

とお話しております。

また、研修会終了後

普段はお電話だけでお話する病院職員さんたちと、顔を合わせてご挨拶することができました。

「あの患者さんの退院後はどうしてるの？」

「依頼を断ることってあるの？」

などなど、たくさん情報共有させていただける、素敵な機会でした。

この度はお声かけいただきありがとうございました。

今後もよろしくお願いいたします。